第十四議定書

我々が支配者となったならば、ユダヤの一神教以外の他のいかなる宗教の存在をも許さない。我々は神の選民でありその神と我々の運命とは結びついたものであるから、その運命は世界の運命と結びついたものである。故に我々は全ての信仰を破壊する。そうすると一時無宗教時代が出現するかもしれないが、それは過渡期であって我々の目的を妨害するものでない、むしろ後世子孫にモーセの宗教を模範として残すのに役立つのである、ユダヤ教に関する我々の預言を彼らに了解せしめ、ユダヤ教の堅忍性とよく考えられている事が他民族征服に至るのである。我々はその点について神秘的の真理を見せる、その真理に一切の教訓的勢力が横たわっているのである。そこで我々はあらゆる機会において我々の有益な体勢と過去のものとを比較論評した記事を公表する。数世紀に渡る動乱の後獲得した休息の有難味で、我々ユダヤの支配がいかに恩恵的性質のものであるかが判るのである。ゴイムの政治が誤っていたことをハッキリした色で塗って見せ、その悪政に対する嫌悪の情をそそる、すると人民共は有名な自由の権などよりも、むしろ奴隷的でも安泰に暮らせる方を喜ぶのである。実に自由の権というのは彼らを大いに苦しませ生活の法を奪い何も知らずに山師の群に搾取せしめたのである。我々がゴイム政権を覆す際には彼らを推し進めて幾たびか無意味な政変を起こさせたから彼らはもうこれに飽き飽きして我々の言うことに何でも我慢する方がましだと言うことになる、さもなければまた新たな騒動をしなければならぬのである。我々は特に何世紀の間よいことはしないで、錯覚の社会改善を追わせて、人類を苦しめたゴイム政権の、歴史上の過誤をハッキリ暴露する。

実際彼らの過去の政策は改善はせずに、人類生活の一般関係を悪化しただけであるのだ、がそれが判らなかった。

我々の哲学者はゴイム宗教の有らゆる害毒を指摘するのであろうが、何人も本当の立場から我々の宗教を論議しないであろう。何となれば、我々ユダヤ人以外の何人もこれを根本的には知っていないからであり、また我々同族は決して秘密を裏切ることは無いからである。

いわゆる先進国の中には我々が偽文学、醜悪な文学、嫌気のさす文学を創設した。我々は天下を取ってもしばらくの間はそれらの文学を励ますであろう、それは我々の演説、我々の計画と、この醜態とのコントラストを目立たせる為である。

ゴイムを指導するために育て上げられた我々の賢人等は演説、目論見、回想録、論説などを書いてやって、これにより人心に勢力及ぼし、我々が押し付けようとする思想と知識との方に彼らを導く。

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