最初ドイツの新聞界のユダヤ人記者は、かくのごとき企図を秘して表面には現さなかったが、後には大胆にも公然と、この論旨を明言するようになった。ベルリーネル・ターゲブラット及びミュンヘネル・ノーエステン・ナハリヒテンの両紙は、大戦間政府の官報であったが、両紙共ユダヤ人の所有で全然ユダヤ人の支配する所であった。フランクフルテル・ツアイツング紙始め、小新聞の大多数も、またユダヤ人と気脈を通じ、ユダヤ人に従属しておった。

今日のドイツ人は、この状態を評して、これらの諸新聞は、むしろ敵であった連合国側のユダヤ諸新聞が、ドイツ国内に発行せられていると見るべきが至当であって、その目的とする所は皆同一であると言っている。今やユダヤ系新聞は、即ち公共の新聞として日々世界の思想を製造しつつ、全世界にわたって互いに結合協同しているということを、一般によく認識して置くことが必要であると思う。

rekishi

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